毎年趣向を凝らした大燈籠や花火ですが、毎年1月ごろより実行委員会メンバーが集まり、どういったテーマでどういった燈籠を作ろうかと相談しながらその年の燈籠祭の方向性を決めていきます。
ここでは、開催当日までの流れや、燈籠祭で打ち上げる花火についてご紹介したいと思います。

■大燈籠制作までの流れ

1月前半~2月後半まで
組織が決定。第一回目の会議が始まります。その後、主要メンバーが集まり今年の燈籠に対する思いやテーマなどを話し合い、製作する大燈籠が決定します。
3月前半~3月中旬
どんな大燈籠にするのか今年の思いに合った大燈籠のイメージを作り、そのイメージを基に全体の大きさ、動きなどを決めます。
3月後半
大きさ、動きなどが決まったら基になる鉄骨の図面を作成します。
 4月前半
鉄骨図面を基に肉付けを行い、材料などを拾い出し、鉄骨および材料を発注します。その際、一昨年、製作した燈籠の解体などを行います。
 5月前半
決起大会を行い、燈籠の製作が始まります。燈籠祭初期の頃は、模型を作って披露していました。
 5月前半
長さ6m、幅2cmほどに切った竹(300本ほど)を腐らないように、コーティング剤を入れた容器に浸して乾かします。
 5月中旬~5月後半
骨組みとなる角材に組み立ての為の溝を掘り(500本程度)、鉄骨に角材を組み合わせ土台を作っていきます。中に入れる電球ソケットも作成します。
 6月前半
角材を組み合わせた土台に竹を這わせて形を作り、余分なところを切り取っていきます。
 6月中旬~7月前半
形が出来上がったら、電飾用の配線をして電球を取付けます。
 6月中旬~7月中旬
竹の表面に両面テープを張り、布を張り縫い合わせ作業を行います。この作業は女性陣が大活躍します。
 7月中旬~
布を張り合わせた燈籠に鉛筆で下書きをし塗装します。
 当日
祭り前々日に祭会場に運搬後、組立および電飾の配線をして完成です。
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